世界初のコンシューマー市場向け本格ミッドシップレイアウトカー、それがトヨタMR2だった。
当時ハイグレードのレーシングカーでしかありえなかったミッドシップを低価格な量産型車両で実現した意義は大きく、初代MR2(AW11)は1984年と1985年両年における日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞し歴史にその名を残している。
MR2の最大の特徴であるミッドシップレイアウト、これによる利点は、最大の重量物であるエンジンを車両中央にレイアウトする事により、ドライバーの腰を中心にしたような、キレ味鋭く直感的なドライビングフィールが得られる事である。だが同時にデメリットも存在した。それはレイアウトがレーシングカーと同等で強力なエンジンと搭載しているならば、ジオメトリーや様々な部分のセッティングもそれに見合ったレベルの物でなければバランスが崩壊してしまう。MR2はそのような欠点を抱えながらも1993年に登場した四代目MR2となるSW20MR2III型ではシャシーにおけるジオメトリーの改修、ボディ剛性強化、サスペンションの見直し等細部に渡り徹底的にバランスが調整され、本格的なミッドシップレイアウト・スポーツドライビングカーとしての完成形を極めた。
"走り"に特化したストイックなスポーツスタイルを誇るMR2 1999年の生産終了までの10年という異例の長期間生産され続けたSW20MR2の歴史の中でMR2の完成形を作り上げたIII型をモデル化。MR2の特徴の一つであるリトラクタブルライトは、オープン状態を再現するパーツが付属。LEDライト取り付けの為の専用カバーと組み合わせる事でライト点灯が可能!またIV型仕様にする為のウィンカーデカールも収録!
<ボディデータ>
◇全長/Length … 447mm ◇全幅/Width … 190mm ◇ホイルベース/Wheelbase … 258mm
<付属品>
ハイディフィニションデカール、マスキングフィルム、専用電飾ライトカバー
※写真のボディは、塗装完成作例です。ボディ本体等は全て未塗装です。
※本製品には走行用シャーシ、タイヤ、ホイール、電飾LED、マフラー、ナンバープレートは付属しません。